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  1. # LED マトリックスライト
  2. <!---
  3. original document: 0.8.141:docs/feature_led_matrix.md
  4. git diff 0.8.141 HEAD -- docs/feature_led_matrix.md | cat
  5. -->
  6. この機能により、外部ドライバによって駆動される LED マトリックスを使うことができます。この機能は、バックライト制御と同じキーコードを使えるようにするため、バックライトシステムに接続します。
  7. RGB LED を使いたい場合は、代わりに [RGB マトリックスサブシステム](ja/feature_rgb_matrix.md) を使うべきです。
  8. ## ドライバ設定
  9. ### IS31FL3731
  10. I2C IS31FL3731 RGB コントローラを使ったアドレス指定可能な LED マトリックスライトのための基本的なサポートがあります:有効にするには、`rules.mk` に以下を追加します:
  11. LED_MATRIX_ENABLE = yes
  12. LED_MATRIX_DRIVER = IS31FL3731
  13. 1から4個の IS31FL3731 IC を使うことができます。キーボード上に存在しない IC の `LED_DRIVER_ADDR_<N>` 定義を指定しないでください。`config.h` に以下の項目を定義することができます:
  14. | 変数 | 説明 | デフォルト |
  15. |----------|-------------|---------|
  16. | `ISSI_TIMEOUT` | (オプション) i2c メッセージを待つ時間 | 100 |
  17. | `ISSI_PERSISTENCE` | (オプション) 失敗したメッセージをこの回数再試行する | 0 |
  18. | `LED_DRIVER_COUNT` | (必須) LED ドライバ IC の数 | |
  19. | `DRIVER_LED_TOTAL` | (必須) 全てのドライバの LED ライトの数 | |
  20. | `LED_DRIVER_ADDR_1` | (必須) 最初の LED ドライバのアドレス | |
  21. | `LED_DRIVER_ADDR_2` | (オプション) 2番目の LED ドライバのアドレス | |
  22. | `LED_DRIVER_ADDR_3` | (オプション) 3番目の LED ドライバのアドレス | |
  23. | `LED_DRIVER_ADDR_4` | (オプション) 4番目の LED ドライバのアドレス | |
  24. 2つのドライバを使う例です。
  25. // これは7ビットのアドレスで、左シフトされます
  26. // ビット0に0を設定すると書き込み、1を設定すると読み込みです (I2C プロトコルに従う)
  27. // アドレスは配線によって変わります:
  28. // 0b1110100 AD <-> GND
  29. // 0b1110111 AD <-> VCC
  30. // 0b1110101 AD <-> SCL
  31. // 0b1110110 AD <-> SDA
  32. #define LED_DRIVER_ADDR_1 0b1110100
  33. #define LED_DRIVER_ADDR_2 0b1110110
  34. #define LED_DRIVER_COUNT 2
  35. #define LED_DRIVER_1_LED_COUNT 25
  36. #define LED_DRIVER_2_LED_COUNT 24
  37. #define DRIVER_LED_TOTAL LED_DRIVER_1_LED_TOTAL + LED_DRIVER_2_LED_TOTAL
  38. 現在、2つのドライバのみがサポートされますが、4つの組み合わせ全てをサポートすることは簡単です。
  39. `<keyboard>.c` に全ての LED を列挙する配列を定義します:
  40. const is31_led PROGMEM g_is31_leds[DRIVER_LED_TOTAL] = {
  41. /* これらの位置については IS31 マニュアルを参照してください
  42. * driver
  43. * | LED address
  44. * | | */
  45. {0, C3_3},
  46. ....
  47. }
  48. ここで、`Cx_y` は[データシート](https://www.issi.com/WW/pdf/31FL3731.pdf)およびヘッダファイル `drivers/led/issi/is31fl3731-simple.h` で定義されるマトリックス内の LED の位置です。`driver` は `config.h` で定義したドライバのインデックス(`0`、`1`、`2`、`3`のいずれか)です。
  49. ## キーコード
  50. 現在のところ、全ての LED マトリックスのキーコードは[バックライトシステム](ja/feature_backlight.md)と共有されます。
  51. ## LED マトリックス効果
  52. 現在のところ、LED マトリックス効果は作成されていません。
  53. ## カスタムレイヤー効果
  54. カスタムレイヤー効果は `<keyboard>.c` 内で以下を定義することで行うことができます:
  55. void led_matrix_indicators_kb(void) {
  56. led_matrix_set_value(index, value);
  57. }
  58. 同様の関数がキーマップ内で `led_matrix_indicators_user` として動作します。
  59. ## サスペンド状態
  60. サスペンド機能を使うには、以下を `<keyboard>.c` に追加します:
  61. void suspend_power_down_kb(void)
  62. {
  63. led_matrix_set_suspend_state(true);
  64. }
  65. void suspend_wakeup_init_kb(void)
  66. {
  67. led_matrix_set_suspend_state(false);
  68. }